2012年 06月 30日
今夜書いておきたいこと |
Inter-Action の2都市展示も無事終わり、またこの先に向けて歩き始めています。
ちょうど1ヶ月前が東京展示の初日だったとは、時間の経つのは早いものですね。
Inter-Action については、またあらためて書くとしまして、今日、いいえ、今夜どうしても書いておきたいことがあります。
Inter-Action の展示とも深くつながっていることを。
先の2人展の相方、三戸美奈子さんとどこでいつ知り合ったのかと、展示中にも何度か聞かれました。彼女と初めて会ったのは、2000年、カリフォルニアのソノマで開催された、International Letter Arts Conference でした。1人で参加していた私が同室になったのが三戸美奈子さんでした。彼女とは受講したクラスも同じで、5日間同じワークショップを受け、隣に並んでのこぎりもひきました(話が長くなるので、のこぎりの話についての詳細はやめておきますが)。私たちは、意気投合!というようなドラマチックな展開でもなく、淡々と「普通」に知り合いとなりました。これが2人揃った第一歩目です。
それから何度か会う機会、話す機会があり、お互いの活動にも理解が深まった2005年の暮れ頃、今回のInter-Action へと続く道がスタートしました。ベルギー在住のテキストアーティスト、Brody Neuenschwander氏から、ブリュージュで日本人カリグラファーのグループ展をとの申し出が、あるカリグラフィー団体にありました。2006年年明けに有志で運営委員会を結成し、East Writes West (EWW)展と題したその展覧会は、2007年8月から11月にかけてブリュージュで開催され、その翌年にはシカゴで開催されたConferenceにも巡回展示されました。その時の運営委員長が三戸さんです。私は渉外としてBrodyとのやり取りを担当していました。同志としての強い結びつきはその時から始まっています。
そのEWW展で展示された作品群をウェブサイトで紹介しようと作ったページが、明日6月30日をもって消えていきます。おぼつかない知識でiWebを使い、展覧会翌年の2008年に私が作ったページです。Appleの諸事情により、iWebで公開しているページはもう間もなく消える運命にあるのです。私個人のスタジオウェブサイトについてはしっかりと手を打っていましたが、EWW展のページも消えていくことをすっかり忘れており、思い出したのが一昨日です。
作品群は、また別の形でウェブ展示をしたいと思っています。
今夜私がブログに載せたかったのは、その作品群のことではなく、トップページについてです。
トップページには、ブリュージュを象徴するいくつかの画像と、作品が展示されるギャラリーの写真を載せました。そして一番下に、ブリュージュの細い路地を歩く三戸さんの後ろ姿を・・・。誰も気付かないと思いましたが、私は入れておきたかったのです。
EWWのスタートから6年。
三戸美奈子さんは今も、細い道、まだ誰も歩いていない道をテクテクと歩いています。
ーーーーーーーーー
2012年7月1日以降はError表示が出ると思いますが、EWW展のURLを...
http://web.mac.com/letterarts/EWW_works/J-Home.html
清水裕子ウェブサイトはこちらから
ちょうど1ヶ月前が東京展示の初日だったとは、時間の経つのは早いものですね。
Inter-Action については、またあらためて書くとしまして、今日、いいえ、今夜どうしても書いておきたいことがあります。
Inter-Action の展示とも深くつながっていることを。
先の2人展の相方、三戸美奈子さんとどこでいつ知り合ったのかと、展示中にも何度か聞かれました。彼女と初めて会ったのは、2000年、カリフォルニアのソノマで開催された、International Letter Arts Conference でした。1人で参加していた私が同室になったのが三戸美奈子さんでした。彼女とは受講したクラスも同じで、5日間同じワークショップを受け、隣に並んでのこぎりもひきました(話が長くなるので、のこぎりの話についての詳細はやめておきますが)。私たちは、意気投合!というようなドラマチックな展開でもなく、淡々と「普通」に知り合いとなりました。これが2人揃った第一歩目です。
それから何度か会う機会、話す機会があり、お互いの活動にも理解が深まった2005年の暮れ頃、今回のInter-Action へと続く道がスタートしました。ベルギー在住のテキストアーティスト、Brody Neuenschwander氏から、ブリュージュで日本人カリグラファーのグループ展をとの申し出が、あるカリグラフィー団体にありました。2006年年明けに有志で運営委員会を結成し、East Writes West (EWW)展と題したその展覧会は、2007年8月から11月にかけてブリュージュで開催され、その翌年にはシカゴで開催されたConferenceにも巡回展示されました。その時の運営委員長が三戸さんです。私は渉外としてBrodyとのやり取りを担当していました。同志としての強い結びつきはその時から始まっています。
そのEWW展で展示された作品群をウェブサイトで紹介しようと作ったページが、明日6月30日をもって消えていきます。おぼつかない知識でiWebを使い、展覧会翌年の2008年に私が作ったページです。Appleの諸事情により、iWebで公開しているページはもう間もなく消える運命にあるのです。私個人のスタジオウェブサイトについてはしっかりと手を打っていましたが、EWW展のページも消えていくことをすっかり忘れており、思い出したのが一昨日です。
作品群は、また別の形でウェブ展示をしたいと思っています。
今夜私がブログに載せたかったのは、その作品群のことではなく、トップページについてです。
トップページには、ブリュージュを象徴するいくつかの画像と、作品が展示されるギャラリーの写真を載せました。そして一番下に、ブリュージュの細い路地を歩く三戸さんの後ろ姿を・・・。誰も気付かないと思いましたが、私は入れておきたかったのです。
EWWのスタートから6年。
三戸美奈子さんは今も、細い道、まだ誰も歩いていない道をテクテクと歩いています。
ーーーーーーーーー
2012年7月1日以降はError表示が出ると思いますが、EWW展のURLを...
http://web.mac.com/letterarts/EWW_works/J-Home.html
清水裕子ウェブサイトはこちらから
by letter-arts
| 2012-06-30 03:44
| カリグラフィー